イベント報告
2025年
2月16日 吟楽琴「南風」宇津保物語に描かれる古琴(マレーシア公演のご報告)
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2025年2月16日、マレーシアのクアラルンプールにおいて、1年間かけて作成してきた「吟楽琴「南風」宇津保物語に描かれる古琴」の舞台を無事に終えることができました。この舞台は、日本・マレーシア・中国で活躍している古琴奏者達が、宇津保物語で描かれる古琴の世界観を共有し、皆が心をひとつにして作り上げ、共演を果たした画期的な演目になったと自負しています。
演奏者たちは各々の国からマレーシアに入り、公演会の3日前から毎日、演奏、語り、衣装等を含めた総合的なリハーサルを幾度も繰り返し、微調整を重ね、そして本番に向かいました。
お陰様で、当日は200席ある会場は満員となり、お客様からの反響も非常に高く、大成功に終わりました。
公演後のロビーでは沢山のお客様が帰宅することなく、演奏者たちを待っていてくださいました。
観劇後の温かいご感想等、興奮に溢れた言葉をかけてくださったり、マレーシアに初めてきた私たちにも関わらず、温かく迎え入れてくださり、一緒に写真を撮ったりなどして、楽しい時間を分かち合うことができました。私たちにとりましては最高のプレゼントで感動いたしました。
マレーシアで受けたその温かい歓迎を通して、本当の意味での国境を超えた文化交流を果たせたのではないかと私たちは思っています。素晴らしい演奏をしてくださった奏者の方々、舞台裏で尽力してくださったスタッフの方々、そしてご来場してくださったお客様方、皆様に心から感謝を申し上げます。